━━━ 今日の歌 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
みそはぎの 花咲く溝の 草むらに
寄せて迎え火 焚く子等のをり(若山牧水)
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東京では、お盆が7月です。
しかし、他の地域では、お盆と言えば8月が多くなります。
その中でも、昔からの集落では
8月20日過ぎのところもあるようです。
今回は、お盆行事に使われる植物の一種。
「ミソハギ」
名前の由来については
溝に生えるので「溝萩(ミゾハギ)」とも云われていますが
お盆に先祖の霊を迎える時、
精霊棚に供えたものに、水で濡らした「ミソハギ」を振って
その雫で禊をしていたから
「禊萩(ミソギハギ)」と云われて
「ミソハギ」になっていったようです。
その「ミソハギ」での禊の方法は
地方によってもいろいろあるようです。
仏前に飾ったり、
供物の前に水を張った器に浮かせたり
玄関前で、水をつけて振ったりといろいろ聞きます。
その地域によって使い方もいろいろあるのでしょう。
どんな使い方をしていらっしゃいますか。
この「ミソハギ」、いつの頃からか使われているのでしょうか。
かつての神事では、身を清める禊が
水辺で行われていました。
その時に、身体を清める禊に「ミソハギ」を使っていました。
湿った水辺に沢山花を咲かせていたためかも知れません。
そして萩の花とは、形状は似ていませんが
小花のつき方が、萩を思わせたのかもしれません。
今回は、近代の歌です。
お盆に故郷に帰る人も多いと思います。
お盆迎えの準備をすっかり済ませ
祖霊を迎える様子を詠っています。
こんな情景を、お盆の頃にはあちこちで
見かけられるかもしれません。
関東ではお盆の頃には、庭の片隅や、空地の片隅に
赤紫色の「ミソハギ」が今を盛りと咲いています。
━━━ 今日の詠み歌 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
みそはぎを 野辺で折りつつ 盆支度
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