野花や草木の散歩道で一句

道端の野花、そして草や木。
どこにでも咲いている道端の可憐なお花。
古の歌から生い立ちを辿り、草木たちの古を思い浮かべながら
草花や木々を眺めてみませんか。
<< 立てば、芍薬… | main | 郷愁を誘うちがやの花穂 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |
古来は「楝(あふち)」、今は「栴檀(せんだん)」
JUGEMテーマ:野花と草木を詠う

 ━━━ 今日の歌 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


  珠(たま)に貫(ぬ)く 楝(あふち)を家に 植ゑたらば


   山ホトトギス 離(か)れず来(こ)むかも (万葉集)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
緑の木々の中に、
薄紫色をした小さな花を多数つけて風に揺れています。。
枝の先の小さな花は、優雅に咲いています。


万葉の頃の古名は、“楝(あふち)”。

うす紫色に咲く栴檀

高木に育つ、“楝(あふち)”をみて
清少納言は、
木は好まないけれども
花には、趣があると記しています。
この、薄紫色の花は愛されていたようです。


“楝(あふち)”とは、
花が藤に似て上向きに咲くところから
“仰藤(あふぐふじ)”や“淡藤(あわふじ)”と言われたところから
現在では、
「栴檀(せんだん)」と呼ばれています。

この沢山の花が沢山の実となり
晩秋には、黄熟して木の根元に散らばります。
この実を乾燥させたものは、
漢方薬として使われていました。

冬空に映える栴檀の実


“栴檀は双葉より芳し”と言われますが
この木ではなく“白檀(びゃくだん)”のことです。


“白檀(びゃくだん)”は、熱帯アジアの香木です。
日本では育たないようです。


この「栴檀(せんだん)」、
暖かい海岸地方に育っています。
そして、道の辻や、丘の上などに植えられていました。
根元には、地蔵もまつられています。


この木は魔よけとしても使われていて
5月5日の端午の節句に
菖蒲や蓬と共に薬玉にして飾っていました。


木々の中の栴檀の花

今回の歌は
薬玉に使う“楝(あふち)”を庭に植えたなら
その花を慕って、ほととぎすが
絶えず飛んで来てくれるだろうかと詠っています。


大きな「栴檀(せんだん)」の木、
鳥も好む木だったのでしょうか。


 


━━━ 今日の詠み歌 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


  見上げれば 栴檀の花 咲きこぼれ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



人気ブログランキングへ
応援ありがとうございます!


にほんブログ村 写真ブログ フォトエッセイへ
にほんブログ村★応援ありがとう!




| 梅雨 | 01:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スポンサーサイト
| - | 01:06 | - | - | pookmark |


コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://konohanaki.jugem.jp/trackback/168
トラックバック
最新のメルマガをお届けします
メルマガ登録・解除
野花や草木の散歩道
   
バックナンバー
powered by まぐまぐトップページへ
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
何を贈るか迷った時に
ARCHIVES
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
LINKS
PROFILE
モバイル
qrcode
SPONSORED LINKS