野花や草木の散歩道で一句

道端の野花、そして草や木。
どこにでも咲いている道端の可憐なお花。
古の歌から生い立ちを辿り、草木たちの古を思い浮かべながら
草花や木々を眺めてみませんか。
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五月風にそよぐ山法師
JUGEMテーマ:野花と草木を詠う

 ━━━ 今日の歌 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


  夏ごとに 木の暮れまぎれ 見過ぐしし


   花やまばうし  白白しろし (鹿児島 寿蔵)


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春の花の後の緑の季節。
緑の木立に、白い花が目につきます。。
その中でも青葉の中に、
たなびく白雲を思わせる様な樹木。


枝先に、花枝をだして白花をつけている「ヤマボウシ(山法師)」。
白い4枚の花弁が風に揺れて涼しそうです。

緑の中のヤマボウシ

白い花弁状の4枚は、葉の変形で総苞片です。
遠くから見ると白い苞は、花びらのように見えます。


中央の丸い小さな蕾が集まっているのを頭に、
その周りの白い総苞を、頭巾に見立てて
「ヤマボウシ(山法師)」と、名付けられたと言われています。
これは、美濃・尾張地方で呼ばれていた方言だったようです。


白い苞の中心は
小さな花が咲いた後には、
秋にちょっと甘酸っぱい紅い苺のような実をつけます。

小さな蕾のヤマボウシ

昔は、この赤い実を“イツキ”と呼んで食べていたと
母から聞いたことがあります。


この植物は、いつの頃からあったのか定かではありませんが、
江戸時代の文書では、“イツキ”とされていました。


「ヤマボウシ(山法師)」という名は、ドイツ人のシーボルトの
“日本植物誌(フロラヤポニカ)”にも記されています。
今日では、「ヤマボウシ」の呼称が標準になっています。


又、桑の実に似た赤い実から“ヤマグワ”とも呼ばれます。


大正四年、東京市長・尾崎行雄が
アメリカに贈ったさくらの返礼に
届いた“ハナミズキ”の別名は“アメリカヤマボウシ”です。
こちらの総苞片の方は、丸みがあります。
同じミズキ科の樹木です。


現在、街路樹に多く使われている“ハナミズキ”。
“ハナミズキ”の後に咲く「ヤマボウシ」。
それぞれが並んで植えられていて
花のリレーを奏でています。


 



━━━ 今日の詠み歌 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


  白き雲 遥か彼方の 山法師


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