野花や草木の散歩道で一句

道端の野花、そして草や木。
どこにでも咲いている道端の可憐なお花。
古の歌から生い立ちを辿り、草木たちの古を思い浮かべながら
草花や木々を眺めてみませんか。
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秋の風情のすすきは、万葉の時代から
JUGEMテーマ:野花と草木を詠う

 ━━━ 今日の歌 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


   人皆は 萩を秋といふ よし我は


   尾花が末(うれ)を 秋とは言はむ (万葉集)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今年は夏の暑さも残っていましたが
秋の陽射しになると
秋の草花が、目立つようになりました。


「薄(すすき)」の花穂も、秋風を受けて靡いています。

風に揺れるすすき

万葉集では、
秋の花として“萩”に次いで多く詠まれている「薄(すすき)」。


秋の風物詩として、箱根の仙石原のすすき草原が知られています。
ここの「薄(すすき)」は、
土地の名前とはうらはらに、
火山灰土壌と湿地のため、
屋根葺き用の“かや”を生産するために
「薄(すすき)」が植えられていました。
生活の糧だった、仙石原ですが、
今では、秋の風情を楽しむ草原になっています。


近所の川辺などに「薄(すすき)」の一群を見ると
古の秋の情景が、思い起こされます。


漢名は、“芒”


和名は「薄」が使われています。
これは、この茎葉が密に叢をなして株から生えていることから
古の人達によって、使われたものです。


万葉集での「薄(すすき)」は、
“かや”や
「薄(すすき)」の花穂の“尾花”などとしても詠まれています。


「薄(すすき)」は
“すくすくと立ちたる草として”の意があるとも
“神楽に用いる鳴物用の木”として
“すずの木”の意ともいわれています。


「かや」の意は、“刈る”や
屋根を葺く材料としての使われた物としての意があります。
この「かや」は、
もっと古くから使われていたのではないかとも言われています。


その他に
“はたすすき”“しのすすき”“はなすすき”としても
万葉集では詠まれています。
沢山の呼ばれ方に
「薄(すすき)」

秋空のススキ

今回の歌も
萩が秋を代表する花ではありません。
尾花の先こそ、秋の風情があると詠っています。


万葉の時代、萩と同じように
「薄(すすき)」も愛でられていたのでしょうか。


秋風に揺れる“花すすき”を楽しみながら
近所を歩きます。


 


 


━━━ 今日の詠み歌 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


   見上げれば 風の囁き はなすすき


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