野花や草木の散歩道で一句

道端の野花、そして草や木。
どこにでも咲いている道端の可憐なお花。
古の歌から生い立ちを辿り、草木たちの古を思い浮かべながら
草花や木々を眺めてみませんか。
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女性になぞらえる、菅(すげ)草
JUGEMテーマ:野花と草木を詠う

 ━━━ 今日の歌 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


   杜若(かきつばた) 左紀沼(ぬ)の菅を 笠に縫ひ


    着む日を待つに   年ぞ経にける  (万葉集)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
木陰の風が、蒸し暑さを少し和らげています。
梅雨の時期、雨に濡れて
木々の緑は、ますます鮮やかになっています。


田植えの終わった田んぼのあぜ道に
草が生えています。
その草の勢いは、目を見張るものがあります。


丈のある草というと、
“茅(かや)”と“菅(すげ)”に分けられます。


“茅(かや)”というと主にススキなどのイネ科の野草の総称です。


“菅(すげ)”は、カヤツリグサ科の野草の総称です。

かやつりくさ
日本では、昔から“菅(すげ)”が多く生えていたのでしょう。
そんな“すげ”や“やますげ”を詠んだ歌が
万葉集に多く見られます。


古来から刈っても刈っても
めげずに生える草たち。


古来では、そんな“菅(すげ)”を
摘んできて編んで、笠や蓑ばかりではなく
“菅枕(すげまくら)”や“菅畳(すげたたみ)”として
生活の中に使われていたようです。


又、仁徳天皇の八田の若郎女を一本菅の歌にも見られるように
“菅(すげ)”を女性になぞられた歌が多く見られます。
風にそよぎ、たおやかになびく姿から
女性を連想したのでしょうか。

みやますげ

今回の歌も
沼に生える“菅(すげ)”で笠を作っていた様子がわかるだけでなく
“菅(すげ)”を女性に見立てて
彼女と一緒になる日を夢見ていたのに
歳をとってしまったと詠っています。

こじゅずすげ


道端や河川で、多く生えている“菅草”。
今の生活の中で、使えないものでしょうか。


 



━━━ 今日の詠み歌 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


   
  雨降りて すげ草茂り 道狭む
 


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