野花や草木の散歩道で一句

道端の野花、そして草や木。
どこにでも咲いている道端の可憐なお花。
古の歌から生い立ちを辿り、草木たちの古を思い浮かべながら
草花や木々を眺めてみませんか。
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「ゆきのした(虎耳草)」は二枚舌
JUGEMテーマ:野花と草木を詠う

 ━━━ 今日の歌 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


  真白くも  小さき蝶の  形して
  
   夏きたるとて   雪のした咲く
(窪田 空穂)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ちょっと湿った所にはえている「ゆきのした(虎耳草)」
緑の季節が深まった頃に
うっすらと白い毛に包まれた葉の間から花茎が伸びてきます。


花茎がすくすく伸びて、五弁の白い花を咲かせます。
五弁の花は、上部が三弁で短く
下部の二弁は、長く左右に垂れさがります。

舌に見える、ゆきのした

長く垂れさがっている二弁を見ると左右対称ではありません。
山野草の大文字草などは、花弁は左右対称なのに
「ゆきのした(虎耳草)」は、どちらかが長く対称にはなっていません。


この二弁を“舌”に見立てて
「ゆきのした(雪の舌)」という説は、中村浩氏が書かれています。


ただ、この二弁の舌は“二枚舌”につながることから
“二枚舌”は嘘つきということで、
忌み嫌われている処から
「ゆきのした(雪の舌)」と呼ばれなかったのかとも書かれています。


一般的には
牧野富太郎博士の
常緑の葉をつけていることから
雪の降る冬には、雪の下になっても枯れないところから
「ゆきのした(雪の下)」という説になっています。


中国からの渡来の歴史は古く、原産地の中国では
垂れさがった二枚の花弁を虎の耳に見立てて
“虎耳草”と言われていたそうです。


クローン植物といえるもので、種子を作らず
赤く細い茎を長く延ばしていき
その先に子どもを作りながら増えていきます。

若い葉に産毛のように白くなっている葉。
この生の葉のしぼり汁は、子供のひきつけや、やけど、虫さされの
治療に使われていました。
木陰に咲く虎耳草

花が咲き始める頃の若い葉のてんぷらなども美味しいものです。

庭に植えると驚くほど増える「ゆきのした(虎耳草)」

今回の歌は、
春の花が終わり新緑が濃くなる頃に
地面を這うように咲く、
白い「ゆきのした(虎耳草)」を詠っています。

「ゆきのした(虎耳草)」が咲きだすと
夏前の梅雨がやってきます。


━━━ 今日の詠み歌 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


   
   葉陰より 赤き蔓だし 虎耳草 
 


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