野花や草木の散歩道で一句

道端の野花、そして草や木。
どこにでも咲いている道端の可憐なお花。
古の歌から生い立ちを辿り、草木たちの古を思い浮かべながら
草花や木々を眺めてみませんか。
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ムベ(郁子)なる、不老長寿の実
JUGEMテーマ:野花と草木を詠う

━━━ 今日の歌 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


  もの恋ふる 心さまねし 夕月夜


  軒端の郁子の 花咲きにほふ (岡 麓)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
緑の葉の中から、
バナナをむきかけたように花が開いています。
小さな薄黄色の「ムベ(郁子)」の花。
ほのかな香りの郁子の花


秋になると卵大の紫色の実をつけます。
甘い味で、不老長寿の実と言われています。


「ムベ(郁子)」は、“アケビ”と似ていますが
それぞれ、“ムベ属”、“アケビ属”になっています。
これらは、アジアに生息しているものです。


「ムベ(郁子)」の名の由来は、
近江国の蒲生野(かもうの)で猟をされた天智天皇が
男子8人を持つ元気な老夫婦に出会った時に、
長命の秘訣をお聞きになりました。
“秋に採れる、霊果を食べている”から答えました。
そして、一つ差し出します。
天智天皇は、霊果を食べて
“ムベなるかな(なるほどもっともである)”と感動され、
この霊果が「ムベ(郁子)」と名付けられたと言われています。
それ以来、近江国から朝廷に献上されるようになりました。


「ムベ(郁子)」の実は、“あけび”より一回りほど小さく
実は、光沢のある紫色をして、裂開しません。


甘い実は、不老長寿の実として
今でも栽培されています。


「ムベ(郁子)」は常緑のつる性低木で
冬でも葉が落ちません。
からみついて咲く郁子の花

葉が出る時期に
幼茎ではは三葉、
その次に五葉、七葉と
掌状の小さな葉が出てくることから
めでたい木ともされています。


今日の歌は、
いろいろと思いめぐらしていて、
気がつくともう夕暮れになってしまった。
軒端の郁子の花の香りが漂ってくると詠っています。


常緑で、あまり高くならないで実をつけることから
近年、野趣味がある庭木として、人気も高まっているようです。


庭に植えて、秋に採れる不老長寿の実を
“ムベなるかな”と食べてみたいと思っています。



━━━ 今日の詠み歌 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


   
  五月晴れ 葉に揺られ咲く 郁子の花 
 


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