野花や草木の散歩道で一句

道端の野花、そして草や木。
どこにでも咲いている道端の可憐なお花。
古の歌から生い立ちを辿り、草木たちの古を思い浮かべながら
草花や木々を眺めてみませんか。
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甘い棗の実
JUGEMテーマ:野花と草木を詠う
 ━━━ 今日の歌 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

梨棗(なしなつめ) 黍(きみ)に粟嗣(あわつ)ぎ 延(は)う田葛(くず)の

   後も逢はむと  葵(あおひ)花咲く (万葉集)

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大きな木の下に実が落ちていました。
見上げると、たくさんの赤い実がついています。
「ナツメ」の木でした。

「ナツメ」というと
茶道をやってらっしゃる方だと
抹茶を入れておく茶壷を
真っ先に思い浮かべるかもしれません。
壺の形が、「棗(ナツメ)」の実に似ているところから
名付けられた茶壷の方が馴染んでいるかもしれません。

中国原産で漢名を「棗(ナツメ)」。
中国では、重要な果樹として、又薬用として
古くから栽培されていました。

たわわに実る棗

そして、日本に渡来し栽培され
たわわになる実は食料とされたばかりではなく
薬用としても使われ重用されていました。
今でも、薬膳料理などには使われています。

食べ物が豊富になった昨今では、庭先に植えられていても
あまり見向きもされなくなって、実は木の根元に落ちています。

この「棗(ナツメ)」の由来は、
芽が出るのが遅く
夏入ってようやく芽吹くので、“夏芽(ナツメ)”だそう。

今回の歌は、
なしが実り
「棗(ナツメ)」が熟れて
きびやあわがつづいて実るように
続けさまに君に逢っている。
そして、葛の蔓が分かれて地に這いながら逢うように
葵の花が咲くよと
食物が、巧みに並んでいる歌です。
その時代の情景もわかるようです。



━━━ 今日の詠み歌 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   棗熟れ 風に葉が揺れ 実をはなす 

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| 晩秋 | 00:52 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |


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